BIC SIMにMNPしてきた話:注意点、15,000ポイント付与、維持コスト

2025/09/21

MNP ポイ活 投資

t f B! P L

前回比較検討の通り、楽天モバイルからBIC SIMにMNPしてきました。


結論は下記の通りです。

  1. 店舗で支払った初期費用は3,280円のみ
  2. 9/23までのキャンペーン期間だったので、15,000ポイント付与
  3. BIC SIM契約可能な担当店員が居ないと、契約不可能
  4. 契約完了までの時間は30分程(説明20分+審査~初期動作確認で10分)
  5. 仮に音声+データ5GB/途中2GBの回線を1年間維持すると、+3,000円強の黒字

店舗での初期費用3,280円の内訳

15,000ポイント付与のキャンペーン対象になるために、ビックカメラ店舗でIIJMIO/BIC SIMパッケージを購入することが絶対条件です。ただの冊子ですが、これが税込3,280円です。ちなみにこのパッケージ購入額分には8%ポイント付与されます。



BIC SIM(IIJMIO)への支払額、ポイント払い

  • 9月分の利用料金日割り:195円(音声5GBデータ 1ヶ月450円 * 13/30日)
  • SIMの発行手数料:220円(音声eSIMタイプA au )
これはクレジットカード決済で翌月以降の支払いです。
ただし、BICポイントを支払いに充当できるので実質無料です。
IIJMIOの会員専用サイトにログインして、利用ポイントを毎月手動で入力するだけです。

楽天モバイルと違い手動なので、Googleカレンダー等に毎月20日までに行う月1回のタスク登録して処理すればOKです。


注意点:BIC SIM契約担当店員が1人だけだった

ここが今回最大のトラップでした。エディオンSIMはtwitterで「au回線は担当店員が居ないと契約できないので、事前TELして予約したほうが良い」という情報が有りました。
しかし、BIC SIMには同情報は見当たらず予約無しでも店舗に行けば契約できると思い込んでいました。

私はコジマ店舗で契約したのですが、偶然にもBIC SIM契約に対応できる店員さんが出勤しており事無きを得ました。お話を伺ったところ、この店舗ではau/docomoなどの回線種類は関係無く「BIC SIM契約担当者がいるかいないか」で契約可否が決まっており、今回の店舗では契約手続可能な店員は本対応の1名のみでした。
なので、その店員さんが休みだと回線種類に関係無くBIC SIM契約自体が不可能ということです。

おそらく山手線近隣の都内ビックカメラ、コジマでは多くの店員さんがいるはずで、いつでも最低1名は契約担当者がいる可能性が高いと思われます。
あまり混雑しない店舗だと今回のようにBIC SIMワンオペ契約担当配置の可能性も有るので、事前に店舗まで契約可否TEL確認は必須ということも教えて頂けました。


待ち時間など

事前に下調べをしておき、楽天モバイルでMNP予約番号も取得済みだったので契約するSIMや回線種類は即決定しました。
待ち時間の半分は、IIJMIO契約前の注意事項ムービーを13分ほど見る時間です。店員さんも申し訳無さそうに「規則なのですみません、再生速度変えてもいいです」と言うほどでした。これは仕方ないですね。

動画閲覧が終わると諸々の書類にサインして、本人確認に進みます。免許証を撮影してもらい、IIJMIO側の審査へ回ったところで再度10分少々待ちます。この間は店舗内で買い物したり、店舗にいるBIC SIM契約担当者の人数などを聞いておくと良いです。回線増設する際にも役立ちます。

無事に審査が終わると登録メールに通知が届くので、デバイス側でeSIM登録を行いWifi切断の上で動作チェックをして、問題無ければ完了です。
iPhoneではAPN設定が不要で、IIJMIOアプリをダウンロードして同社プロファイルをインストールすれば問題なく利用できました。

なお、IIJMIO通信データ量も日割になるので、今回契約での初期残量は2.17GBでした。
(5GB/1ヶ月 * 13/30日)



維持コスト

今後1年間BIC SIMを利用する場合のコストを計算してみました。
  • 初期費用パッケージ:3,280円
  • eSIM発行手数料:220円
  • 1ヶ月目回線料金:195円(日割)
  • 2~6ヶ月目:450円*5ヶ月=2,250円(音声データ5GB 950円→キャンペーン450円/月)
  • 7~13ヶ月目:850円*7ヶ月=5,950円(音声データ2GB 850円/月)
  • 小計:11,895円
    ポイント付与 -15,263
  • 収支合計:+3,368ポイント(全額ポイント払い)
1年間使っても無料な上にポイント分が余るという、会社は大丈夫なの?設定です。
投資視点で考えると、一応は全員ハッピーなのですが長続きはしない気もします。

IIJMIOは契約パッケージをBICに卸して3,280円から何割かの利益を得る
BIC側はポイントをバラ撒いても全額すぐに使う客が100%ではないので、ダメージは低い
BICポイント余り額+キャッシュでBICで買物する確度が上がり、囲い込み効果が生じる
客側は回線をお試しで1年は使えるし、ポイントも貰えて嬉しい



BIC SIMを数日使ってみて

au回線利用のメリットとして、楽天モバイル電波が入らない場所で4G回線が電波MAXで繋がる様になりました。時々訪問する出先に半地下の場所が有り、ここが楽天モバイルが入らない弱点でしたが問題が解決して快適になりました。
現在はメイン回線を楽天モバイルの物理SIMで通話用、サブ回線をBIC SIM(au)のeSIMでデータ中心利用という割当にしてデュアルSIM構成にしています。
ポートフォリオと同じく、利用回線の通信会社も分散しておくというのは理に適っているという判断です。
当面はこれで問題無さそうなので、ポイント消化しつつ無料でのスマホ回線を維持していこうと思います。

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