2026年5月からのルール改定
11月7日に住信SBIネット銀行、「スマートプログラム」改定のお知らせが発表されました。
dNEOBANKになっても、サービスは維持するという発表を秒で変えてくるあたりドコモ様()感が表面化してきましたね。
とはいえ改悪とも改善とも言いづらく、確実な事はドコモ=信用ならない会社だなという感想しかありません。
細かい条件はリンク先の通りですが、ルール変更後にどうすれば良いかを考えてみました。
現在ランク3★★★は、改定後どのランクになるか
結論からランク3=改定後のゴールドです。
現在、私は下記のランク3条件を利用するためだけに住信SBIネット銀行を利用しています。
- ATMご利用手数料無料回数 月10回
- 他の金融機関あて振込手数料無料回数 月10回
その為、ランク獲得条件を満たす為にスマート認証NEO利用+総額金額残高
月末300万円以上を維持してきました。
条件内の「月末」というのがポイントで、毎月30日or31日に300万以上の口座残高が有ればOKということです。
この事から楽天銀行→住信SBIネット銀行へ月末月初を挟む数日間だけ資金移動をして、すぐにまた他行に出金しています。
いわゆる銀行ぐるぐる操作です。
改定後、定期預金は総額金額残高にカウントされない罠
私は昨年12月の円定期預金 冬のおくりものキャンペーンで使わない資金の一部をSBIネット銀行で寝かせています。
この定期預金額は現ランク3維持条件の総額金額残高にもカウントされています。
しかし、ルール改定後に定期預金は総額金額残高にカウントされず除外となります。
これはSBIネット銀行から資金を逃すだけの愚策としか言いようが有りません。
なぜ誰も得をしない条件をドコモが提示したのか全く理解できず、笑ってしまいました。
現在の定期預金は12月前半に満期を迎えるので、これを早速他行に出金して、なるべくSBIネット銀行には資金を置かないことにします。
改定後、5月からゴールドを取得するには3月から対策が必要?
プレスリリースに書かれているQ&Aによる、
「スマートプログラム」改定に伴うQ&AQ.ランク判定はいつ判定されて、いつ適用されますか?A.従来のスマートプログラムと変わりなく、ランク判定対象月の翌々月にランクが適用されます。2026年3月のお取引内容が5月改定後のランクに反映されます。
という情報より、どうやら3月末から準備が必要かと思いました。
以上から、3月末からの具体的な対策を決定
- 2026年2月28日までは現状通り、銀行ぐるぐる策でランク3を維持
- 同年3月31日に、普通預金残高100万円以上を維持する額を入金
- 以後、月初/月末の入出金でゴールドランクを維持
定額自動入金のスマプロポイント/月30P付与は消滅?
少額なのでスルーされそうな話かもしれませんが、スマプロポイント付与も変わってしまう様な記載が有りました。
※ 本改定後、スマートプログラムのポイント特典は、上記の通り給与/賞与/年金受取および口座振替に応じたもののみの付与となります。
つまり、ここに書いていないポイント付与は消滅するということでしょうか。
ドコモという癌細胞に思うこと
住信SBIネット銀行は、今後ドコモという悪性腫瘍に侵食されてユーザーを減らしていく可能性を感じています。
私自身、dNEOBANKになってからSBIネット銀行の口座を解約する事は常に検討しています。
SBI新生銀行&SBIハイパー預金が怒涛の勢いで住信SBIネット銀行牙城を切り崩しており、信用面では大手メガバンクに軍配、三井住友Olive系列のサービス向上力&ユーザー囲い込み、この状況でドコモが他行に勝てる要素が何も無いです。
今回のルール改定でも、ドコモは将来の定期預金ユーザーをライバル他行にプレゼントしてしまうという余りにも残念な対策を取ってしまいました。
ドコモ自身が"最終兵器"のdポイント銀行連携で大混乱という自爆カードを出したときが、同行とのお付き合い最終話になりそうです。