2025年7月7日月曜日

Nifty 50とNifty MidCap 50の投資セクター比率を比較

 Nifty 50とNifty MidCap 50の投資セクター比率を比較してみました。
(*2025年7月時点の情報、手動計算)

セクターNifty 50 比率
(概算)
Nifty MidCap 50 比率
(概算)
金融(銀行・保険)35%20%
IT・ソフトウェア15%10%
エネルギー・石油12%10%
消費財(FMCG)10%8%
自動車・部品6%8%
ヘルスケア・医薬品5%12%
建設・インフラ5%10%
その他(電力、化学など)5%12%
金属・鉱業4%6%
通信3%4%
Total100%100%





Nifty50

✅ メリット
  • 安定性:大型株が中心で、収益や財務の安定性が高い
  • 流動性:取引量が多く、売買が容易
  • 国際展開:多くの企業がグローバルに活動しており、海外市場の成長を享受
⚠️デメリット
  • 成長余地の限定:すでに成熟した企業が多く、急成長は期待しにくい
  • 金融依存:セクターの偏りにより、金融危機の影響を受けやすい
  • イノベーションが弱め:新興分野への投資比率が低い


Nifty MidCap 50

✅ メリット
  • 成長性:中型株は拡大フェーズにあり、成長ポテンシャルが高い
  • セクター多様性:ヘルスケア、建設、消費など広範な分野に分散
  • イノベーション志向:新技術やサービスに積極的な企業が多い
⚠️デメリット
  • ボラティリティ:市場の変動に敏感で、株価の上下が激しい
  • 流動性リスク:一部企業は取引量が少なく、売買が難しい場面も?
  • 企業の成熟度:財務的に不安定な企業が含まれる可能性あり

2004年~のチャートを見るとNifty MidCap 50の方がパフォーマンスが良いです。
かと言ってもNifty50が悪いという話ではなく、インド恐るべしという伸び方です。
参考に紫線がオルカン(ACWI)ですが、極めて大人しいボラに見えてしまいます。私は航路を変えずオルカン買って寝てる選択です。

仮にインドを買うという選択肢が有るなら、一国集中のリスクを覚悟してセクター比率がより均等なNifty MidCap 50を選びます。このセクターバランスは程よく各業種に分散されており好きなんですよね。
投資信託だと現在はアセットマネジメントOneのたわらノーロードインド株式Nifty MidCap 50のみです。
信託報酬が0.594%という点はマイナスですね。せめて0.2%台なら純資産がもっと伸びるのではないでしょうか。また、セクター分散具合をプッシュして販促したら良いと思います。私も自分で調べるまで、気づきませんでした。今後の同ファンドに期待です。


Nifty 50とNifty MidCap 50の投資セクター比率を比較

 Nifty 50とNifty MidCap 50の投資セクター比率を比較してみました。 (*2025年7月時点の情報、手動計算) セクター Nifty 50 比率 (概算) Nifty MidCap 50 比率 (概算) 金融(銀行・保険) 35% 20% IT・ソフトウェア ...